4月14日(金)に福井県立大学生物資源学部創造農学科の村井耕二教授をお招きして、2年生の課題探究ガイダンスを行いました。2年生となり本格的に課題探究が始まりますが、今回は何故、課題探究に取り組むのか、また、課題探究を通してどのような力を身につけていくべきなのか、ということについて講演していただきました。「知識や技能」だけではなく、「目の前の課題を様々な方法で調査・理解し、自分の力で考える力」を身につけることが重要であることをお話していただきました。

村井教授の講演は、全般的に大変興味深いものでした。なかでも「研究」に関する内容について、生徒達は、知りたいこと、不思議に思うことをどんどん追求し、解明・解決にむけて、「なんで?なんで?なんで?」と問いかけていくことの大切さ、面白さを感じてくれたものと思います。また、研究したことについて、発表することの必要性を説いていただき、プレゼンの仕方についてもレクチャーしていただきました。”presentation”の語源である”present”について相手に対して大切な熱い思いを贈るという気持ちが不可欠であることを教えていただきました。

今回、講演いただいた内容を心にとめて、これから始まる課題探究に一生懸命取り組んでくれるものと期待しています。