サイエンスラボでの理数探究研修 8月6日(木)9:00~16:30
 本校の希望生徒9名(2年生)が、福井県教育総合研究所サイエンスラボにて、物理および生物分野の探究活動研修に参加しました。この研修は、本校の要望に応じてサイエンスラボの「児童生徒探究活動支援事業」のもと特別に企画されたプログラムです。
 参加した生徒たちは、本校での理数探究活動のベースとなる、
「条件制御」
「科学的なデータ処理法」
「根拠に基づくプレゼンテーションと質疑応答」
という一連のプロセスを学びました。

課題設定から発表まで、実践を通して探究スキルを習得!
 物理分野では、「音源(可聴域・不可聴域)とマイクの位置関係による音の大きさの変化」を検証。音源に対し、マイクをx軸・y軸方向に条件を制御しながら動かし、丁寧にデータを収集。その後、表計算ソフトで相関係数を求めるなど、科学的なデータ処理の手法を学びました。
 生物分野では、「温度上昇が九条ネギの体細胞分裂に与える影響」をテーマに設定。生徒自ら仮説を立てて実験を行い、集計表の作成や箱ひげ図、分散分析などを活用してデータを正しく統計処理・考察しました。
 いずれの分野でも、生徒たちは「問いの設定 → 仮説立案 → 実験・データ処理 → 考察 → 発表」という探究の流れを主体的に体験しました。最後のプレゼンテーションでは、自分たちの言葉で論理的にまとめ、質疑応答にも挑戦。今回の研修で得た知識や手法は、今後の校内での探究学習をより深めていくための大きな糧となりました。

<生徒の感想>
・一日中、探究に向き合うことができたので、学びも深まったと思います。
・相関係数について深く学ぶことができました。反比例のグラフから式変形をし、正の強い相関があると分かった時は、驚きました。
・探究の進め方をしっかりと学んだのでこれからの探究の活動に活かしていきたいです。グラフから式の立て方を学んだので、それらを活用していきたいです。
・統計データの見方を初めて知りました。最初は難しかったけれど、先生の話を聞いたり、自分で調べたりするうちに見方が分かるようになって、考察も自分で考えることができました。
・データの数え方や器具を使う技術などによる結果への影響はとても大きいことを知りました。これからの探究では、これらのことを意識してより良い探究にしていきたいと思います。