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文化講演会(5月25日)
2016/05/27カテゴリ:学校行事「高校生のための文化講演会」(主催:福井新聞社・公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会 後援:集英社ほか)として、直木賞作家の安部龍太郎さんの講演が全校生徒を対象に開催されました。安部先生は「なぜ小説か」と題し、「この講演が、みなさんがこれから選ぶ職業などの参考になればと思います。また、打ちのめされそうになった時に今日の話を思い出してもらえればいいなと思います。」とはじめに今日の講演への思いをお話しされました。続いてご自身が小説家になった経緯から、「周囲の価値観にとらわれず、自分が信じられる価値観のために生きようと思いました。」とお話しされ、体験談から「人はありのままで尊いと実感しました。」と教えてくださいました。最後に「みなさんも何のために生きるのかしっかりと考えてください。」とお話しされました。
この講演を記念して、公益財団法人一ッ橋文芸教育振興会より集英社文庫100冊と安部先生の著書2冊を寄贈していただきました。
<生徒の感想>
・先生がおっしゃっていた「違和感」というものにとても興味を抱きました。私は社会や現実に対して、怒りや不安というわけではなく「ままならさ」に疑問を感じています。自分の将来についてたくさん考えることができて良かったです。(1年女子)
・安部先生の高校時代と、現在や将来の自分を照らし合わせ比較して話を聞いていました。先生は、私のような年齢の時に将来について深く考えていらして、私は自分の将来に関して考えが甘いと感じました。(3年女子)
・今日の講演会で一番印象に残ったのは、人間の欲についての部分です。「人間は欲深い」と聞いて、自分にも当てはまる部分があると感じました。その欲をコントロールすることが、自分自身を成長させることにつながるのだと実感しました。(2年男子)
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